[妊娠・出産]妻が妊娠した時にまず読むべきコミック「コウノドリ」

「妻から子供ができたの」と聞いたとき。いろいろなことが頭をよぎると思います。そこでまずはじめに、笑顔で喜びを表現するとして、その後どうするか。

すでに子供がいる経産の場合は、落ち着いて対応できると思いますが、はじめての子供の場合、全然妊娠・出産のイメージができないというのが正直なところではないでいでしょうか。なんとなく、妊婦が陣痛で苦しんでいるイメージ。それだけが出産なのではないでしょうか。

そこで、妊娠・出産のイメージを手っ取り早く得るには、文字よりコミック。そこでドラマも放映されて有名になった「コウノドリ」をおすすめします。

出産の喜びと大変さがいっぺんにわかります。さらに、妊娠・出産にかかわるトピックを一通りみることができます。

私も妻の妊娠がわかって、とりあえず、出ている巻をすべてkindleで読みました。

ぜひ、大事な方の妊娠がわかった方は、「コウノドリ」を読んでみてください。

 

 


[医療AIニュース]アルファベットのDeepMindが50種類以上の眼科の疾患を検出

Googleの親会社であるアルファベットの傘下のDeepMindが、有名な学術雑誌「Nature Medicine」に、失明のおそれがある眼科疾患50種類以上を検出できるAI(人工知能)システムを開発したとの報告があります。こちらのCNETのニュース記事「DeepMindのAI、50件超の眼病を診断–医師に匹敵する94%の精度を達成」も参照ください。

共同研究先はロンドンにあるムーアフィールド眼科病院とのことです。DeepMindはイギリスのAIスタートアップなので、ロンドンで提携先を見つけているようですね。

眼科領域は専用のスキャンにて、検査を行うことが多いですが、画像解析はディープラーニングの得意分野であり、そこに目をつけて研究開発を進めたのはAI診断分野では定石的な動きですね。

日本でも日本眼科学会が、AIを活用した研究を進めており、今後の眼科領域でのAI活用の動向が気になるところです。

 


[食ニュース]CookpadTVが三菱商事から資金調達・共同新事業

将来の食・レシピ事業の動向をみるのに注目のニュースが出ています。

クックパッドの子会社で、料理動画事業を展開するCookpadTV「CookpadTV、三菱商事と資本提携を行い、40億円の資金を調達」とのニュースリリースです。

CookpadTVの「cookpad storeTV」事業は、スーパーマーケットの店頭で料理動画を配信していますが、それが好調で、昨年末開始にもかかわらず、1万台が突破予定です。

店頭で買い物客がStoreTVをみることで、こんな料理を作れるということがわかり、買い物にくる前は買おうと思っていなかった食材などを購入して、スーパーの売上に貢献しています。これは、食材だけでなく、例えば、パスタやドレッシングなど、使っておいしそうなTVを流すことで、メーカー製品の販売促進にもつかえるのではないかと思います。

スーパーマーケットはamazonのような新しいチャネルや、高齢化によりスーパーに行くのが大変になる層が出てきたりと、今後の売上をどう確保していくかが、生き残っていくために重要となってきています。とはいえ、通常の安売りでつかめる顧客には数限りがあり、他の販売戦略が必要となってきます。

もちろん、ネットに対抗して、オムニチャネルやネット通販への展開もあると思いますが、ネットに対抗するには、究極的には店頭での価値を高めるということが、最終的な競合優位性を構築することになると思います。

まさにこの領域は食品関連事業に強い、三菱商事との相性のよい分野であり、今後の共同での新事業に大変興味があります。

CookpadTVの動向は、今後のスーパーマーケットでの販売促進の新しいかたちにつながるものですので、引き続きウォッチしていきたいと思います。

 


[中国政治本]現在の中国の政治の実態を暴く「習近平帝国の暗号」

なるほど!現在進行中の中国の政治の裏側はこうなっているのか。そう思わせるのがこの本。「習近平帝国の暗号2035」です。

新聞やニュースで中国の政治の話題をよくみるんだけど、いまいちその意図が意味がよくわからない。トランプや北朝鮮とのやり取りの裏側は何?そう思っている人におすすめの一冊です。

この本は392ページと厚めですが、その分、ここ数年の中国の動向を日経新聞の記者の視点で詳細に分析、解説しています。とはいえ、内容は難しいものではなく、素人にもさくさく読めて、面白く読める内容となっています。

鄧小平ではなく、毛沢東をモデルとし、その毛沢東をこえることを目指している共産党の総書記であり、中国の国家主席、中央軍事委員会主席である習近平。その様々な行動が明らかにされています。

習近平の政治闘争で勝ち抜いてきた点はすさまじいものがあるものはご存知のとおりである。その成果について、下記のように記載されている。

 まずは一気呵成に固めた「習近平思想」。戦いを勝ち抜く武器としての効果は絶大だった。前々任と前任の江沢民、胡錦濤をわずか就任5年で抜き去った。二人がついに果たせなかった自らの名前入りの思想を共産党規約に盛り込む豪腕を発揮したのだ。

中国共産党の歴史上での格は、すでに過去の最高指導者、鄧小平に並び、毛沢東にも迫るとまで説明され始めた。

江沢民、胡錦濤はおろか、長年政治の座に居座った鄧小平に並ぶとはすごい勢いである。

そういった、習近平の地盤は、その人事によってかためられてきた。中国の人事を、習近平の人事をあらわす内容として下記があげられる。

「人口13億人の巨大国家の幹部人事は、制度化された組織的登用と最も遠いところにある」

中国の政治学者の説明だ。習近平人事の顔ぶれにはかなりの特徴がある。大半は習近平が過去に地方勤務した際に知り合い、気心が知れている顔見知りだ。裏切らない。それが最も重要な要件である究極の縁故人事である。

平等に能力のある人間を引き上げるという我々の理想とは、全く異なる観点での人事、縁故こそが習近平のちからを固めていくのに重要だったというのは驚きでもある一方で、人治である中国では当然なのかもしれない。

著者である中澤克二さんは日本経済新聞編集員兼論説委員で、新聞記者として、中国をずっとウォッチし続けてきたプロである。他の著書としても、中国の政治関連で、下記を記載している。


中国の政治関連のニュースは読んでいるけど、一連の流れの裏側がどうなっているか、そのストーリーを知りたい。そんな方はプロの新聞記者の解説として、ぜひ読んでみてください。

 


[健康料理本]栄養素をたっぷり食べるための料理法「食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖」

栄養素って調理のテクニックや食べ合わせってこんなに変わるんだ。そんな気持ちになれる本です。

小さなお子さんがいて、普段家族のためを思って、料理をしている。家族の栄養が大事。そう思っている人はこの本をぜひ読んでみてください。

この本はキャベツ、だいこん、長芋、あさりなどの食材別に、その食材の栄養素を最大限に引き出す方法が書かれています。

例えば、にんじんは皮をむかずに油をさっと炒める。それにより、β-カロテンの吸収率はかわってきます。

かつお。焼くや蒸すことによって、鉄・ビタミンB12を残します。

著者である五十嵐ゆかりさんは。読売新聞の医療サイト「yomiDr」で予防医療に関するレシピを掲載されている、健康レシピを提案される方です。

例えば、下記のようなレシピ本を出しています。


 

ぜひ、あなたの目の前にある食材。その栄養素を失わないためにも、この本を読んでみてください。

 


[健康料理本]あなたの調理は大丈夫?「栄養まるごと10割レシピ!」

あなたの調理は無駄に栄養をたくさん失っていませんか?私の知らない事実がたくさん掲載されていました。

栄養は大事。栄養バランスに気をつけて日頃から食事をしている人。そんな人は一読してほしい本です。

この本は普段何気なくやっている調理が、実はその食材の栄養を大量に失っているということを気づかせる本です。

例えば、ビタミンC。キャベツのビタミンCは15分の加熱で3%ってになるってしっていましたか?3%減るのではないですよ。97%減って、3%になる。そんな衝撃的なことが書いてあります。

キャベツなんて、野菜炒めや焼きそばなど、いろいろな料理に使われてますね。調理方法によって、その栄養は大きく変わります。

東京慈恵医大の栄養部が監修して作成しています。医療の中の栄養のプロ。この道のプロの知見をもとにして作られています。

東京慈恵医大関連のレシピ本としては、他には、下記のようなものがあります。


 

調理方法だけではありません。冷蔵庫の中の食材をどうやってよみがえらせるか、そのすべも書かれています。しょんぼり野菜、しょんぼり果物。パサパサ肉。そういった食材も回復できます。

栄養は何を食べるかを考えればよいと思っていた方。ぜひ、栄養にとって調理が大事なことを認識するためにも読んでみてください。

 


[読書感想]インプット3割、アウトプット7割「アウトプット大全」

アウトプットが大事、大事と言われつつも、ついつい本を乱読して、インプット偏重になるのを戒めてくれた本です。

作者は、精神科医で作家の樺沢紫苑さんです。なんと樺沢さんはSNSやYouTubeなど常に投稿し続けているアウトプットの達人です。読書術などでもベストセラーを出しています。まさに、アウトプットのプロフェッショナルです。

例えば、代表的な書籍としては、下記があります。すごい量のアウトプット。

この本では、樺沢さんのノウハウである様々なアウトプットの仕方を惜しみなく出しています。インプットだけではだめで、アウトプットしていかなければ何事も身につかないと感じ始めている人におすすめです。

そんな樺沢さん曰く、単純なインプットの量だけでは自己成長につながらない。アウトプットの質こそが自己成長の源泉であることを伝えています。多くの人がインプットが7,アウトプット3ぐらいになってないでしょうか?インプットが3、アウトプットが7ぐらいがちょうどよいとのことです。

ついつい最近は、本を読むことばかりに集中しており、そのアウトプットを疎かにしてきた現実があります。これからも様々なインプットに対して、自分の考えをまとめて、アウトプットとして発信して、血肉にしていきたいと思います。


[キャリア本読書感想]100歳時代に向けて、マルチステージで生きる大切さと難しさ「ライフ・シフト―100年時代の人生戦略」

[対象読者]長寿社会のキャリア構築について考えたい方

著者のライフシフトの感想の続きです。今日はリンダ・グラットン先生が提案するマルチステージについて考えてみたいです。

これまでのキャリアの考え方は、高校もしくは大学まで「教育」を受け、そして就職し、「仕事」を続け、そして定年後に「引退」して余生を過ごすというのが一般的な考え方です。これを、リンダ・グラットン先生は3ステージの生き方と読んでいます。「教育→仕事→引退」という生き方のことです。

100歳まで生きる時代では、この中の仕事の期間がこれまでよりも圧倒的に長くなります。仮に22歳で就職し、80歳まで働くと58年間仕事を続けることになります。60歳定年の時代では、38年間でしたので、その差は歴然です。58年間働き続けるにはどうしてらよいかを考える必要があります。

しかし、長寿を厄災にしない方法はある。多くの人がいまより長い年数働くように成ることは間違いないが、呪われたように仕事に追いまくられ、疲弊させられる未来は避けられる。3ステージの人生の縛りから自由になり、もっと柔軟に、もっと自分らしい生き方を選ぶ道もある。仕事を長期間中断したり、転身を重ねたりしながら、生涯を通じてさまざまなキャリアを経験する―そんなマルチステージの人生を実践すればよい。

 

このように、この3ステージの縛りから開放されて、常にいろいろな針路を考えていく。今ある仕事から別の仕事を見つけるために、もう一度教育を受けなおしたり、自由で柔軟なビジネスを起こしたり、いろいろな仕事を掛け持ちしたり。

すでに先進的な人はそのような働き方をしています。ただ、長寿化の環境変化から、さらに多くの人がそのような働き方に移り変わっていくことを「ライフ・シフト」では主張しています。

マルチステージは100歳時代の解決方法として考え方ですが、果たして社会はいつこのような人にあふれるようになるのでしょうか?一つの鍵は人材の流動性です。結局、仕事を辞めて学び直したり、新しいビジネスを始めてみたりしても、次の職が見つけにくい環境であったら、そのような行動を起こす人も限られます。

アメリカのように、比較的人材の流動性の高い社会は、マルチステージの考え方は受け入れやすいです。日本は、人材の流動性の議論は昔からされており、徐々には変わってきているものの、そのスピードはいまだゆっくりです。まだまだ、終身雇用を意識して働いている人も多いです。

おそらく、特定の人だけが、マルチステージの生き方を追求していっても、変わっていくスピードが遅いのが日本という社会だと思います。なにかのきっかけでがらっと変わることがないとこの問題は変わっていきません。

マルチステージ、無形資産の重要性など、示唆のある内容が多いですが、日本全体を動かしていくためには、この本に書かれていない、何か新しいトリガーが必要だと感じます。

 

タイトル:LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略
著者:リンダ・グラットン, アンドリュー・スコット, 池村 千秋
出版社: 東洋経済新報社
(2016/10/21)

目次
序章 100年ライフ
第1章 長い生涯―長寿という贈り物
第2章 過去の資金計画―教育・仕事・引退モデルの崩壊
第3章 雇用の未来―機械化・AI後の働き方
第4章 見えない「資産」―お金に換算できないもの
第5章 新しいシナリオ―可能性を広げる
第6章 新しいステージ―選択肢の多様化
第7章 新しいお金の考え方―必要な資金をどう得るか
第8章 新しい時間の使い方―自分のリ・クリエーションへ
第9章 未来の人間関係―私生活はこう変わる
終章 変革への課題

著者紹介
グラットン,リンダ[グラットン,リンダ] [Gratton,Lynda]
ロンドン・ビジネススクール教授。人材論、組織論の世界的権威。リバプール大学にて心理学の博士号を取得。ブリティッシュ・エアウェイズのチーフ・サイコロジスト、PAコンサルティンググループのダイレクターなどを経て現職。組織のイノベーションを促進する「Hot Spots Movement」の創始者であり、85を超える企業と500人のエグゼクティブが参加する「働き方の未来コンソーシアム」を率いる

スコット,アンドリュー[スコット,アンドリュー] [Scott,Andrew]
ロンドン・ビジネススクール経済学教授、前副学長。オックスフォード大学を構成するオール・ソウルズカレッジのフェローであり、かつ欧州の主要な研究機関であるCEPR(Centre for Economic Policy Research)のフェローも務める。2005年より、モーリシャス大統領の経済アドバイザー。財務政策、債務マネジメント、金融政策、資産市場とリスクシェアリング、開放経済、動学モデルなど、マクロ経済に主要な関心を持つ


[生涯現役本読書感想]著者の体験談から「こころの定年」を考える「会社が嫌いになっても大丈夫」

こころの定年を唱える楠木新さんの「会社が嫌いになっても大丈夫」を読みました。この本は「こころの定年」自体の解説というよりも、自らの体験として、うつ病になって、それをきっかけに生き方を考え直したり、会社を辞めて独立したりの体験談のが中心となって話が展開しています。

もともと、楠木さんは、定年前の役職は高くても、定年後に会うと元気のない人をみていて、どうしてこうなってしまうのか。また、定年前に独立して主体的に生きている人は生き生きしているということがわかってきて、それについて考察しています。そこで「こころの定年」というものに行きつきます。

前にも書いたように、この「こころの定年」というキーワードは、組織で働く意味と、「誰のために役立っているのか分からない」「成長している実感が得られない」「このまま時間をやり過ごしていっていいのだろうか」の3つの整理できた。年収や役職とは異なる視点からの質問であるとも言えた。

正直、上記で述べるところは、大企業に勤めている人の結構な人はその心境になるのではないでしょうか。営業とかならば、お客さんに常に接しているのでよいですが、研究開発やバックオフィスなどでは、本当に自分のやっていることは誰かのためになっているのか、そういう気持ちはでてきます。

また、何年も同じようなことをやっていると成長実感も得られなくなっていきます。そういったことを考え出すと、本当に今の会社で働いている意義はあるのか。そう思うのは、相当充実したサラリーマン人生を送っていない限り、自然の流れのように思います。

「こころの定年」を迎えたときに、何か行動をうつすのか、それがサラリーマンだと決めつけてしまうのか。それが健康長寿で長生きする時代に、定年後の幸せの道を分けることになると思います。100歳まで生きると35年。結構長いです。

会社が嫌いになっても大丈夫(日経ビジネス人文庫)
著者:楠木 新

目次
第1章 なぜ私は会社に行けなくなったのか
第2章 初めての休職
第3章 平社員としての復帰
第4章 役職への復帰と再びの休職
第5章 新しい生き方を模索した
第6章 発信をして「自分」を見る―インプットからアウトプットへ
第7章 自分なりの物語を語る―ライフワークを手中にしたい
エピローグ
著者紹介
楠木新[クスノキアラタ]
1979年、京都大学法学部卒業後、大手企業に勤務。人事・労務関係を中心に、企画、営業、支社長等を経験。勤務のかたわら、関西大学商学部非常勤講師を務める一方、ビジネスパーソン200名にロング・インタビューを重ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


[生涯現役キャリア]伝統野菜が生涯現役社会を作るための材料

生涯現役といっていも、簡単に職があるわけではありません。職がつきたくてもつけない人が多くいます。

では、どうやって新しい職を作ればよいでしょうか。伝統野菜と生涯現役に関するWEDGE REPORTの記事が参考になります。

ここで紹介されている例では、高齢化の予防医療として、農業に転じた人の話があります。生涯現役で働くことが予防医療として重要であるという考え方が述べられています。それが農業。

伝統野菜を作る地域が生涯現役率が高いそうです。それは、農業に定年がないことを考えれば当然のことです。農業は生涯現役として重要なツールです。

ここでは奈良の例を出しているが、伝統野菜は全国各地にまだまだあるはずです。それが生涯現役の重要なヒントになるかもしれません。


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